【謎に満ちた世界と人間】
この世は、謎で満ち満ちています。
歳を重ねれば重ねるほど、謎が増えてきました。
若いころは、当たり前のこととして何とも感じず通り過ぎていたことが多かったです。
世の中の仕組みが分かっていたような気になっていました。
是非がすぐに判断できた気になっていました。
些細なことと重大なことを瞬時に分けて些細だと思うことは切り捨てていたのかもしれません。
しかし、無意味だとして見過ごされてきたことや切り捨てられてきたことが、
60歳になった今、急に意味をもってきたように感じています。
物々しく申せば「鳴りを潜めていた事柄が鎌首をもたげてきた」とでもいうのでしょうか。
見えていなかった事柄が謎として立ち現れてきたこと、
このことを私はプラスととらえています。
いわゆる「男性の中高年の危機」としてではなく、
自分の「人生観・世界観を変えてくれる良い機会」だと思っています。
謎に気付き謎を解く過程においては、
眼からうろこ(鱗)が落ちるときに味わう新鮮味と感動を伴うこともあれば、
自分の過去を問いただし自分を否定する辛さを味合うこともあります。
謎解きで生まれるあらゆる感情は自分自身のものです。
自分自身のものは自分で背負わなければいけません。
決して避けることはできません。
新鮮味と感動と辛さをそのまま背負いながら
「朋(とも)有(あ)り 遠方(えんぽう)より来(きた)る 亦(ま)た楽しからずや」
の心境で60歳代を送りたいものです。
(「朋」を「謎」と言い換え、「遠方」を「日常」と言い換えますと、
「日常生活の中で謎が気付く。それを解くのも楽しいことだろう」となりますね。)
【朝礼スピーチの参考に】
架空の「バー京都ヘイブン」。
マスターが、日々の気づきを記しております。
朝礼などのスピーチのアイデアにお使いください。
【居場所】
ここは、haven(「港、停泊所」「避難所」「安息地」「聖域」)。
仕事や家庭以外の「くつろぎの居場所」になりましたら幸いです。
【小さなバー】
7人さまで満席になります。
【音楽】
主に70年代のはやり歌を流しています。
ジャズやクラシックも。
お客さまがCD等をお持ちいただけましたら、何でもおかけします。
【読書】
書棚にマスターが古本を置きました。
お気軽にお読みください。
お貸しもします。