64.「用途という判断基準」を捨てて、自社の商品・サービスのカテゴリーを見直すスピーチを!

64.「用途という判断基準」を捨てて、自社の商品・サービスのカテゴリーを見直すスピーチを!

こんにちは。

春ですねえ。

 

 

春の色と言えば、昭和オジサンの私に取りましては桜のピンク色。

ということで、今回は「ピンク色」を事例として、朝礼スピーチのネタを記します。

 



 

 

まずは、ピンク色を集めました。

 

私が身近に感ずるピンク色の物を集めてみました。

 

 

 

最近見ていないです。以前はスナックや食堂で見かけました。

 

 

 

 

 

画像引用:ライズファクトリー

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

「桃尻娘」(橋本治)昭和52年
(画像引用:Amazon)

 

「春って曙(あけぼの)よ!」「夏は夜よね。月の頃はモチロン!」など若い女性の話し言葉で古典をよみがえらせた「桃尻語訳 枕草子」はベストセラーになった。1998年
(画像引用:河出書房新社)

 

・ピンク色のイメージ→「ピンク」が人間に与える心理効果(beehave(広告関連情報メディア))

 

 

もしも、色しか認識できない宇宙人がいたら・・・・

 

同じピンク色であっても、当然ながら物が異なると人間は認識しています。

でも、材質も用途も認識できない宇宙人でしたら、どうでしょうか?

 

桜もワインのロゼも、ピンク色の物質だという認識しかできず、異なった物質であるとは分からないかもしれません。

 

逆に色を認識できない宇宙人ならば、もちろんピンク色という概念を持ちませんから、
他の認識能力、例えば触感を使って桜とワインのロゼを理解することでしょう。

 

 

人間はどこまで物質を認識できているのか?

 

では、人間はどこまで物質を認識できているでしょうか?

人間が同じカテゴリーでくくる同じような物質・事象・用途であっても、別の視点(例えば、宇宙人の視点)で見るならば、全く別の側面が見えてくるかもしれません。

 

 

朝礼スピーチで、認識の違いを例に語る。

 

商品やサービスは、多くは用途によって分類され、カタログやサイトでまとまって紹介PRされていますね。

「用途」は人間が生き延びる際に一番必要な判断基準であったからでしょう。

 

顧客が貴社の商品とサービスを効率よく探すには、
逆に申せば、貴方が顧客に自社の商品とサービス内容をPRするならば、
おのずと用途別にまとめてカタログに載るはずです。

商品とサービスのカテゴライズ化は、営業ご担当の方々の現場での知恵の集大成とも言えることでしょう。

 

しかし、こんな実例もご存知のことでしょう。

1.衣料でもインテリアでも器でもファンシーグッズでも、赤色の商品であれば同じ店舗で販売するお店がある。

2.食材別に陳列せずに、料理別に集めて陳列する場合がある。(鍋料理というくくりで、野菜の隣にスープを置く)

3.工具、文具、服(ボタン)、キッチン用品など、物は違えど左利きの用品だけを売る店がある。

4.商品別に部署が組織されていた企業が、一度その組織系図を白紙にし、顧客別に部署を統合し直す。

 

例としてピンク色を挙げながら、貴社の商品・サービス・組織体系を考え直すスピーチをなさってみてください。

例は色に限らず、形や大きさや顧客層の違いで例示しても結構です。

さらには、例えば「楽しみ」「解決」「青空」「飛ぶ」などの抽象的な概念で幾つかの例を挙げると愉快な展開ができそうです。

つまり、いったん「用途」という日常性を捨ててみる冒険をしましょう。

 

ただし、現状の社員さん方や経営への批判口調にならないように十分にお気を付けくださいね。

 

 

 

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