こんにちは。
夏の高校野球甲子園大会が始まりました。
かつてお盆になると本家に親戚が集まっていた頃がありました。
一同がテレビを囲み、故郷の高校を応援したものです。
大人はビール、子どもはファンタを片手に。
皆さんのご親戚は今でも集まっていらっしゃいますか?

今回は、前回に続きCMの話をさせてください。
今日のブログ概要
サントリーの飲料水に登場する宇宙人役のジョーンズ。
日本のあらゆる職業現場に入り地球人を調査している。
彼は、奇異な地球人に対して「なんでだろう?」「変だ!」と疑問を抱いている。
宇宙人から見れば、日本の習慣や社会システムは何もかも不思議に感じるだろう。
現代ではその役割を終えたにもかかわらず、継続している仕組みもあることだろう。
一方、この不思議な現状にも何らかの意味があるはずである。
宇宙人の視点で現状を見直してみたい。
缶コーヒーBOSSの宇宙人ジョーンズ
2006年から13年にわたり地球を調査している宇宙人ジョーンズ。
遠い異国での諜報活動、ご苦労さまです。

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ジョーンズは、日本のあらゆる職場にもぐりこみます。
最初は、「ろくでもない」と日本の労働観と社会の仕組みにあきれます。
でも、最後は、我々に理解を示してくれます。
例えば、カラオケ店で勤めるジョーンズのCM。
「この惑星の住民の歌と呼ばれる喚き声は全く耳障りだ。騒音でしかない」
といいながら、
「ただ、この惑星の八代亜紀は泣ける」
とつぶやき、八代亜紀のCDを手に取る。
このCMのミソ
まずは、宇宙人が主人公であること。
そして、新米社員として同僚と苦労を共に体験するところがミソです。
最後は、我々の苦労に理解を示してくれるのですが、最初は否定的な感想を持ちますね。
でも、否定になかに何かしらのプラス面を見出してくれます。
「マイナスの裏にプラスを見つけてくれる点」が、ジョーンズの愛らしいところです。
労働は苦労の連続だ。
職場環境は不合理な点が多い。
職場に限らず、社会も古い慣習に縛られている。
その中で、今日も明日も我々は生き続ける。
小さな喜びとプライドを胸に秘めて。
ジョーンズが愛されるのは、この感覚を理解してくれ、
「あなたも頑張っているんだね」と背中を押してくれるように感じるからでしょう。
一言で申せば、「ジョーンズは私を肯定してくれる」のです。
朝礼スピーチでは、日々の小さな仕事内容から気付いた点を話そう
地球調査員ジョーンズと同じく、宇宙人に一時なってください。
職場の中で数々のことに気付くことでしょう。
「誰かが花を活けてくださっている」
「忙しい折でも挨拶を欠かさない人がいる」
「サインはダメで、ハンコでなければ認めてくれない」
「あの上司は厳しいけれども、人格を否定せず仕事内容だけを叱る」
「上だけ見ている奴が出世する」
などなど・・・・・・。
あなたは宇宙人ですから、毎日が新鮮です。
新鮮な目で気付いた、職場のこと・社会のこと・生活のことを語ってください。
できれば、ジョーンズの最後のつぶやきのように、あなたのスピーチで今日一日だけでも誰かに温かさをもたらすことが出来ると最高です。
ジョーンズ、
私を、日本を、この地球をずっと見守ってください!