65.エスニックジョークを朝礼スピーチに使ってみましょう。

65.エスニックジョークを朝礼スピーチに使ってみましょう。

こんにちは。

今回はエスニック・ジョークについて記します。

 



 

 

エスニックジョークとは?

 

ますは、エスニックジョークの代表例を記します。

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。
船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。
船長はそれぞれの外国人乗客にこう言った。

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」

早坂隆『世界の日本人ジョーク集』より
(中日新聞plus→国民性の違いを笑う「エスニックジョーク」まとめてみました 2020年6月15日

思わずクスっと笑ってしまいますね。

・アメリカ人・・・ヒーローに憧れる。

・イギリス人・・・ジェントルマンであることを叩きこまれている。

・ドイツ人・・・規則とマニュアルを守る。

・イタリア人・・・生きる目的は愛。

・フランス人・・・反骨精神・懐疑的。

・日本人・・・周囲を気にする。

 

 

なお、ウィキペディアによる「エスニックジョーク」の「概要欄」には、このように書いてあります(太字は私が入れました)。

エスニックジョークとは、ある民族もしくはある国の国民が一般的に持っていると思われている典型的な性格や行動様式など、ステレオタイプに着目し、その特徴を端的に表現したり、揶揄するようなエピソードを紹介することで笑いを誘うものである。
国民性と民族性をよく表しているとされ、英語圏ではアイルランド人、スコットランド人を題材にしたものが多いが、それ以外にもイギリス人、アメリカ人、ドイツ人、フランス人、インド人、中国人、日本人と題材にされる。

このため、ある民族、国民が一般的に持っていると思われている特徴、例えば「日本人は集団主義者である」、「ドイツ人は合理的である」というような特徴が共通理解となっていて初めて成立するジョークである。

こうしたジョークを「エスニックジョーク」と呼ぶようになったのは、1970年代頃であると考えられている。

同じくウィキペディアの差別性の欄には、このような説明(留意点?)が書かれています。

エスニックジョークに用いられている民族性(国民性)とは当然、ステレオタイプなものであり、必ずしも現実と一致しているものではない。
この為、差別的ととらえられる場合もありうる。
エスニックジョークが親しまれている国では、ネタにする立場の人とネタにされる立場の人の間で、ジョークが差別的かつ侮蔑的だという理由で確執が生まれたりすることはあまり無く、むしろ互いの民族(国民)の典型的な特徴を指摘して笑いあうという関係を楽しんでいることが多い。

各国の歴史・風習・国民性をがんじがらめのステレオタイプで区別しすぎて、侮蔑的に表現しずぎますと差別的になる恐れがあることでしょう。
それゆえ、このマイナス点をお互いが理解することを前提とした上で、ジョークを楽しみたいものです。

 

理解できないエスニックジョーク

 

前述の豪華客船の例はクスっとしましたが、次の話は私にはわかりません。

欧米に暮らす人々でしたら、すぐにジョークの意味が分かったことと思います。

 

 

 

到着時間

 

ある時、世界的な音楽コンクールが行われた。

開始1時間前にドイツ人と日本人が到着した。
30分前、ユダヤ人が到着した。
10分前、イギリス人が到着した。
開始時間ピッタリにアメリカ人が間に合った。
5分遅刻して、フランス人が到着した。
15分遅刻して、イタリア人が到着した。
30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。
ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。

『現代社会資料集』令文社より
(中日新聞plus)

 

私が好きな、日本人のステレオタイプジョーク

 

エスニックジョークでは、日本人は次のようにとらえられていることが多いようです。

私は、この日本人観が好きです。

・真面目。

・融通が利かない。

・周囲を気にかける。

・自分の正直な意見を言わない。

 

さて、エスニックジョークにおける日本人に関する答えとして、

「日本人は、本社に連絡して上司の指示を仰いだ」というのがあります。

 

状況(前置き)としては何でもいいのです。

例えば、

・「街で偶然知り合いになった素敵な人から食事に誘われた。日本人は、・・・」

・「恋人との食事。ウエイターにワインの銘柄希望を尋ねられた。日本人は、・・・」

・「死刑執行時。牧師さんから「最後に言っておきたいことがありますか?」と尋ねられた。日本人は、・・・」

 

 

朝礼でエスニックジョークを使う際の注意点

 

侮辱的なステレオタイプではなく、ジョークに登場する国と人のイメージを尊重している内容がいいですね。

 

日本の多くの職場では、外国人が働いています。

外国人の国籍が分かっているならば、その国や国民が登場するエスニックジョークは避けた方が無難だと思います。

 

特に宗教や、宗教から派生した風習はタブー。